6/17(金)に発売されるポケモンカード強化拡張パック『Pokemon GO』に「メルメタルVMAX」の収録が発表された。
以前、「メルメタルV」が発表された時、あまりにもパッとしない性能だったため、「え？これで終わりないよね？いくら何でも「メルメタルVMAX」出るよね？」という不安が漂っていたが、念願通り「メルメタルVMAX」が登場した。
今回はこのカードについて紹介していこう。
メルメタルVMAX
覚えている話は１つだけで、鋼エネルギー3枚で起動できる「キョダイパンツァー」。
この技を使うために比津町なエネルギーよりも多く鋼エネルギーがついているなら、1枚につき60ダメージ追加する。
ただし、追加ダメージは鋼エネルギー2個分までとなっている。
鋼エネルギーをどう溜めるか
「メルメタルVMAX」の最大火力は、鋼エネルギーを2個分余計に付けることで出せる280ダメージとなり、ポケモンVSTARを一撃で仕留める威力まで持って行くことができる。
しかし、それには鋼エネルギーを5枚付ける必要があり、非常に時間がかかる。
そこで、ここでは鋼エネルギーの加速をサポートしてくれるカードを挙げていきたい。
まず1枚目は「メルメタルVMAX」の進化前である「メルメタルV」だ。
「メルメタルV」の「アームチャージ」は相手にダメージを与えつつ、手札から鋼エネルギーを1枚加速できる。
進化前のポケモンなので、相性が良いという以前に必須カードのなので、エネルギー加速ができる技を持っているのは非常に都合がいい。
ただし、この技1回だけではまだ加速が足りない。
2エネの状態で使っても、1エネ加速して次のターンで手張りしてもまだ4枚にしか満たない。
加速できるのはメリットだが、この技だけに頼るのはさすがに物足りなさを感じるだろう。
「メルメタルVMAX」に進化すれば、この技は使えなくなるため、他のエネルギー加速サポートを用意しておくべきだ。
また、技を使うとなる以上、バトル場に出す必要があるので、「メルメタルVMAX」に進化する前に相手に倒されてしまうリスクだけは絶対に回避したい。
2つ目は「メタルソーサー」だ。
グッズなので手札にさえくればいつでも簡単に発動できるのが良く、トラッシュからエネルギーを再利用するので、手札が減る恐れもない。
欠点は「メルメタルV」の「アームチャージ」と同様、加速力が足りない。
「アームチャージ」と併用するか、「メタルソーサー」を複数枚引けばどうにかなるが、1匹のポケモンにエネルギーを指定の枚数溜めるだけのために、グッズを何枚も消費するのは効率的とは言い難いだろう。
3枚目は「ローズ」。
これ1枚で「メタルソーサー」2枚分の力を持つち、加速力としては申し分ない。
厳しい点はサポートカードであることと、手札をすべて捨てるというコストが重い。
何かしら手札を増やす術を用意しておかないと、次の自分の番で動けなくなるのが目に見えてしまう。
また、ポケモンVMAXにしか使えないため、「メルメタルV」の時点で先にエネルギーを加速しておくということができないのも痛い。
4枚目の「アルセウスVSTAR」の「トリニティノヴァ」を使えば、相手ポケモンに攻撃しながら、鋼エネルギーを3枚まで加速することができる。
「メタルソーサー」などに比べたらその加速力は圧倒的だが、こちらはポケモンVSTARであり、技のエネルギーは3必要なので、序盤から来やすく打てる技ではない。
ただ、攻撃技としては十分なので、「アルセウスVSTAR」で攻めつつ、ベンチの「メルメタルVMAX」を育てて2匹で協力して戦うというスタイルが向いているだろう。
最後は「ドータクン」だ。
特性の「メタルトランス」を使えば、自分の場の鋼エネルギーを好きなだけ付け替えられるので、「メルメタルVMAX」へ一気に鋼エネルギーを溜めることができる。
ただし、これは既に自分の場にある鋼エネルギーをを付け替えているだけなので、加速しているわけではない。
さらに、場に鋼エネルギーがある程度存在しないと大きな力を発揮できないため、序盤から使っていくことはできない。
また、「アルセウスVSTAR」と同様に「ドータクン」も進化ポケモンなので、ベンチに出すまでに多少時間がかかる。
ライバルは「ディアルガVSTAR」
鋼エネルギーを必要としていて、5エネルギーで動くポケモンと言えば、「オリジンディアルガVSTAR」が存在する。
「オリジンディアルガVSTAR」の「スタークロノス」は「メルメタルVMAX」のようにポケモンVSTARを一撃で倒すほどの火力は無いが、技使用後にもう一度自分の番になるという大きすぎるアドバンテージがある。
「スタークロノス」で倒しきれなくても、もう一度自分の番になり再度攻撃できため、相手ポケモンを確実に倒すことはできるだろう。
『VSTARパワー』である以上一度しか使えないが、その分恩恵は大きく、使い切った後も鋼エネルギーを5枚付けているなら「メタルブラスト」で240ダメージを出せて、安定した火力で殴ることができる。
ただ、必ずしも「オリジンディアルガVSTAR」に軍配が上がるかというとそうでもない。
「メルメタルVMAX」なら鋼エネルギー5枚でポケモンVSTARを安定してワンパンで狩れることができるのは魅力で、さらに「アルセウスVSTAR」を採用する場合は「オリジンディアルガVSTAR」のVSTARパワーの取り合いになってしまい、「メルメタルVMAX」ならそれが発生することはない。
どちらが強いと一概に言えることはできないので、自分が理想とする戦い方を考えてどちらを採用するか検討すべきだろう。
VMAXの耐久力を活かせ
「メルメタルVMAX」のHPは330とかなり高い。
そのため、耐久役としても活躍する。
相手の攻撃を受け止めつつ、高い火力で殴っていくという攻防一体の行動がこのカードだけでできるのが「メルメタルVMAX」の強みだと思われる。
「結晶の洞窟」を使えば毎ターンHPを30回復できるので、比較的生存率が高くなり、
気絶間際なのであれば、「モミ」を使うのも手だろう。
ただし、「モミ」は回復したポケモンのエネルギーをすべてトラッシュしてしまうので、大量にエネルギーを必要とする「メルメタルVMAX」にとっては重い代償だ。
なので、「ドータクン」の特性「メタルトランス」で予め鋼エネルギーを別のポケモンに付け替えておき、「モミ」で回復してから、再度エネルギーを付け戻してあげれば、デメリットなしで全回復できるので強力だ。
「大きなおまもり」で最大HPをさらに上げるのも手だ。
「メルメタルVMAX」は十分HPが高いので、これ以上挙げる必要が無いように思えるが、逃げるための必要エネルギーが多いこのポケモンは、「ガラル鉱山」込みで「リーフィアVMAX」の「くさむすび」を受けると、草タイプ抵抗力を持ちながらも一撃でやられてしまう。
保険として採用する価値は十分にあると思われる。
まとめ
「メルメタルVMAX」は5枚の鋼エネルギーを付けることでポケモンVSTARをワンパンできる火力を持ち合わせるが、エネルギー5枚は重いので、他のカードでサポートしてあげることが重要だ。
同じエネルギー数を必要とする「オリジンディアルガVSTAR」と比較すると、いいところ、悪いところは出てくるので、それぞれの戦略に応じて採用するカードを決めてほしい。
個人的な意見だが、「メルメタルVMAX」はHPが高いので、「モミ」や「大きなおまもり」で耐久力を上げながら、高火力で攻めていくというスタイルが「メルメタルVMAX」の魅力だろう。
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