6/4(土)発売の『メガロードパック』に「剛撃龍メタギアスターF」が収録されることが決定された。
このカードについて触れて詳しく解説していきたい。
剛撃龍メタギアスターF
ハイドラゴン族/フュージョン/効果
https://twitter.com/YuGiOh_RUSHDUEL/status/1524328465968689152
星9/闇属性/ATK 3000/DEF 2000
「鋼撃竜メタギアス」+「ザ☆ドラゴン」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】●自分フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップし、さらにこのターン、このカードはモンスターに2回攻撃できる。
●自分フィールドの全ての表側表示モンスターはターン終了時まで戦闘と相手の罠カードの効果では破壊されず、さらにこのターン、このカードは2回攻撃できる。
デッキトップ1枚を墓地へ送るコストで、2つの効果のうち1つだけ選ぶことができる。
1つ目は自分フィールド上のモンスター全員の攻撃力を500アップさせて、このカードのみモンスターへの攻撃を2回行うことができる効果だ。
自分フィールド上のモンスターの火力も上げることができるため、自分フィールド上にモンスターが展開で来ているなら、ダメージを大きく稼げる期待が大きい。
しかし、このカードがフュージョンモンスターである以上、素材である最上級モンスター「鋼撃竜メタギアス」と下級モンスター「ザ☆ドラゴン」をフィールドに展開しておく必要がある。
そのほかにも「フュージョン」や「鋼撃竜メタギアス」を出すためのリリースモンスター2体と、このカードを場に出すまでにかなり多くのカードを消費しているはずだ。
そのうえで、このカード以外のモンスターまで展開できているかと言われると、正直難しいと思われる。
自身の攻撃力も上がるので、攻撃力3000を超えるモンスターが相手のフィールドにいるとき、どうしても突破できないという時に使うとよいだろう。
2つ目の効果は自分フィールド上のモンスター全員に戦闘と罠破壊耐性を付与し、このカードのみ攻撃を2回行える効果だ。
破壊耐性が付与されるので、相手のセットカードに怯えることなく安心して攻撃することができる。
一応、戦闘破壊耐性もあるため、攻撃力が同一の3000のモンスターに対しても強引に突破することができる。
さらに、こちらの攻撃が2回行える効果は1つめの時は違い、相手にモンスターがいなくても追撃することができる。
1つ目の効果では、モンスターに対する攻撃が2回まで可能なので、相手のモンスターが1体以下の場合は追撃することはできない。
似た名前、似たフュージョン素材、似た効果を持つカードで「超撃龍ドラギアスターＦ」が存在する。
「超撃龍ドラギアスターＦ」は攻撃を900上げたり、守備モンスターに足しての貫通効果を付与できるなど、こちらのモンスターより脳筋しようとなっているが、一番の違いは発動条件にて、自分の墓地のモンスターに縛りがあることだ。
「超撃龍ドラギアスターＦ」は墓地のモンスターがドラゴン族、ハイドラゴン族のみの場合にしか発動できないため、採用できるデッキに限りが出てくる。
ドラゴン族、ハイドラゴン族のみのデッキであれば大きな問題はないが、このカードに比べて採用幅が狭くなってしまうのは欠点だろう。
まとめ
自分フィールド上のモンスター全員に対して、攻撃力を上げるか、破壊耐性を付けるかを選べる効果を持ち、2回攻撃を行うことができるアタッカーモンスターである。
このモンスターを出すのが重いことを考えると、他のモンスターを出すこと迄に手が回らないと思われるので、基本的に破壊耐性を付与して安全に殴ったほうが良いだろう。
2回攻撃もモンスター以外に対しても行えるので、その点においても自由が利くようになっている。
攻撃力3000を超えるモンスターが相手のフィールドにいるのであれば、攻撃力を上げる効果を選んでも良い。
類似するモンスター「超撃龍ドラギアスターＦ」と比較したところ、脳筋さは欠けるが、何より発動条件にて墓地のモンスターの種族縛りが無いことから、このカードの方が扱いの良さは高いだろう。
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