7/9(土)発売の『破滅のレクイエム』に「治療の神童 ディアン・ケト」が収録されることが決定された。
名前やイラストから「治療の神 ディアン・ケト」の若き頃といったカードだろうか。
このカードについて触れて詳しく解説していきたい。
治療の神童 ディアン・ケト
レベル8/水属性/水族/ATK 2500/DEF 1000/効果
【条件】自分フィールドに表側表示のフィールド魔法カードがある場合に発動できる。
【効果】自分は1枚ドローし、お互いに確認する。そのカードがフィールド魔法カードだった場合、さらに自分は1000LP回復する。
レベル8、水族特有の攻撃力2500で、他のディアン・ケトと属性以外のステータスは変わらない。
また、他のディアン・ケトと同様にLPを回復できる効果を持ち、ほとんど差が無いように見えるが、このカードはフィールド魔法とのシナジーを持っている。
フィールド魔法が必須
効果を発動するにも、追加効果を得るにも、フィールド魔法が必要となってくる。
フィールド魔法の採用枚数は少なくなりがちなので、いつでも効果を使えるかは保証できない。
相性の良いフィールド魔法は、水族や水属性にメリットがある「海」や「大海洋」あたりが現状では最適だろう。
また、現在はまだカード化されていないが、アニメ内で登場した「バブル・キングダム」や「アメガロポリス」も水族をサポートするフィールド魔法なので、カード化されれば相性の良いカードとして採用の余地はある。
他のディアン・ケトとの差別化
このカード以外のディアン・ケトといえば、「逆玉の神 ディアン・ケト」「監獄の神 ディアン・ケト」「厨房の神 ディアン・ケト」が存在する。
先程も述べたが、他のディアン・ケトとは属性以外のステータスが同じのため、カード単体のステータスだけでは大きな差別化を図れない。
効果を見ると、このカードのみフィールド魔法が必須となり、フィールド魔法を使わないのであれば、このカードは通常モンスターとほぼ変わりないので、他のディアン・ケトを使うほうが良いだろう。
ただ、フィールド魔法を使うのであれば、このカードにしかない魅力がある。
それは、フィールド魔法さえあればノーコストで効果を使うことができるという点だ。
さらに、効果によってカードをドローできるのでアドバンテージを得ることができる。
他のディアン・ケトはコストとして手札を1枚消費するので、その真逆の効果を持っているというのはこのカードの強みと言えるだろう。
また、他のディアンケトがいるなら、そのディアン・ケトの効果を使うためのコストを補うこともできる。
LPを回復する効果はデッキトップがフィールド魔法でなければならないので、他のカードと組み合わせない限り、完全な運任せになる。
LPの回復面に関しては、確実に回復を見込める「逆玉の神 ディアン・ケト」や、回復量も多く見込める「厨房の神 ディアン・ケト」の方が優秀と言えるだろう。
まとめ
他のディアン・ケトとほぼほぼ同じステータスを持っているが、効果に関しては、フィールド魔法とシナジーを持ち、手札アドバンテージを稼ぐことができる唯一のカードとなる。
ただし、効果を狙っていくのであれば、フィールド魔法が必須となるため、今後このカードと相性の良いフィールド魔法が多く登場することを期待したい。
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