けものフレンズ3の『カワラバトすてっぷあっぷしょうたい』にて、新フレンズ「カワラバト」が登場した。
今回は同時に実装されたフォトはないので、「カワラバト」のみについて評価、解説していくことにする。
カワラバト
「カワラバト」はマイペース属性のフレンズ。
体力と守りのステータスが高く、体力においてはマイペース属性で2番目の高さを誇る。
シーサーバル道場でWバフを狙いやすい
「カワラバト」のけものミラクルはマイペース属性の味方に対しての与ダメージ、回避バフ効果に加え、味方全体の体力回復効果を持つ。
サポートとしては攻守の両面を補填できるので優秀ではあるが、火力を求めるなら少し物足りなさは感じるだろう。
ただ、「カワラバト」のけものミラクルの強みは与ダメージバフ効果の継続ターンの長さである。
「ヤンバルクイナ」のけものミラクルよりも長い5ターンという持続力があるため、効果が適用している最中に再度けものミラクルを発動させてバフの重ね掛けを狙いやすい。
シーサーバル道場ではこのWバフが重要で、より高スコアを出すにはこの技は必須の運用法となる。
基本的に3ターンバフが続くフレンズでWバフを狙うことが多いが、それでもWバフが成功するのはやや運が絡むため、初心者にとっては難易度が高い。
そこで、「カワラバト」の5ターンという長いバフ継続効果を利用すれば、初心者でも比較的にWバフを狙っていくことは可能だろう。
Wバフに成功したことは無いがWバフを挑戦してみたいというのであれば、「カワラバト」から入ってみるのも全然ありだろう。
ただし、元々のバフ値が低い分Wバフが出来ても強化値はすべて合わせて約2.05倍とやや控えめである。
「アゴヒゲアザラシ」のWバフなら最大約2.07倍、トリプルバフも容易に狙いやすい「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」なら最大約2.14倍、くらくらとすやすや状態バフを含めれば単発けものミラクルだけでも「タテゴトアザラシ」で約2.53倍の強化値を出せるためライバルは多い。
ランキングに載るくらいより高い強化値を狙いたいのであれば「カワラバト」でトリプルバフを出す覚悟は必要だろう。
MPも比較的に溜めやすい
「カワラバト」のけものミラクルに必要なMPは110とやや重く、Wバフのために2回目のけものミラクル分のMPを溜めれるか不安になる部分はあるが、ある程度MPは溜めやすい性能になっている。
まず、待機スキルではMPを10加速でき、発動率100%と扱いやすい。
ただし、こちらは基本的にWバフを狙うように取っておきたいので、1回目のけものミラクル発動以降に使いたい。
そして、キセキ特性では毎ターンMPを3加速させることができる。
シーサーバル道場なら6ターン目に発動して10ターン目にWバフを狙うのであれば、キセキ特性だけで合計MP12を補填でき、待機スキルも合わせれば22のMPを確保できる。
あとは、「しあわせのうたごえ」「わたしたちとあそぼ♡」「だいすきなぬいぐるみ」等のMP加速フォトでさらにMPを溜められるようにするのが良い。
同じマイペース属性の「コアラ」「【優秀な助手の出番なのです】ワシミミズク」を併用すれば味方のMPを溜めるサポートをしてくれるだけでなく、与ダメージバッファーとしても活躍できる。
味方の全員の生存が重要
けものミラクル以外の与ダメージバフ効果は特性とキセキ特性で備えており、どちらも味方の生存数をトリガーにしている。
そのため、より高いバフ効果を狙っていくには味方をギブアップさせない前提の運用を心掛ける必要がある。
したがって、味方の犠牲をトリガーに発動する効果を持つ「オコジョ」や、味方の数が一定数の時に火力が上がる効果を持つ「カマイタチ・切」とは相性が悪く、ギブアップすると味方全員のMPを加速させる「Welcome to ようこそ!」も併用しづらいことは認識しておこう。
「カワラバト」自身のけものミラクルで味方の体力を回復させたり、マイペース属性の回避を上げることができ、味方全員を生存させる運用はそこまで難しくはならないと思うので、前述した「オコジョ」等の特殊なフレンズを使わない限りは大きく気に掛ける必要はないだろう。
まとめ
「カワラバト」はけものミラクルによる与ダメージバフ効果の継続ターンが非常に長いため、シーサーバル道場でWバフを狙ってみたい人にはちょうどいいフレンズとなるだろう。
ただし、単発のバフ値はやや控えめとなっているため、他のバッファーフレンズでWバフを十分狙うことができるのであればそちらを優先したほうがいいだろう。
コメント