けものフレンズ3の『2月体力測定しょうたい』にて、新フレンズ「ハヤブサ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「誰よりも早く!」も並べて解説していくことにする。
ハヤブサ
「ハヤブサ」はマイペー属性のフレンズ。
新フレンズにしてはやや控えめのけもステータスで、強いて挙げるなら攻撃の高さが自慢のフレンズである。
Beatフラッグが3枚構成と特徴的で、プラズムは60と飛躍的に高いため、純粋にアタッカーとして起用させてあげたいところだ。
けものミラクルの回数でダメージを稼ぐ
比較的高い攻撃ステータスと、得意技、特性、キセキ特性の与ダメージバフ効果が豊富なことからアタッカー向けであることは確実だか、けものミラクルのダメージ量の低さが足枷となり、他のアタッカーフレンズに比べて大きく劣っている点が難点である。
代わりに、けものミラクルに必要なMPを80とやや少ない点を活かし、MPを素早く溜めてけものミラクルを何度も発動してダメージを稼ぐスタイルに向いているだろう。
強敵waveでけものミラクルを使った2ターン後に、もう一度けものミラクルを使えるようにMPを高速で溜めれば、初回で使った時の与ダメージバフ効果が続いているため、2回目のけものミラクルの火力を底上げすることもできる。
待機スキルではやや速効性は欠けるが、毎ターンMPを溜めることが可能で、次のけものミラクルを発動するためのブースターとして使える。
Beatフラッグに偏りがあるため、Actionフラッグはパーティ内の他のフレンズで賄えるように調整はするべきだろう。
逆にここを怠ると、「ハヤブサ」のけものミラクルが乱用できなくなり、唯一の強みが活かせず活躍させるのが難しくなる。
強敵に対して追加効果を多く持つことから、高難度クエストにて扱いやすいフレンズとなる。
高難度クエスト自体はスピードを求めるゲームではないため、「ハヤブサ」のMPを溜めることを100%優先する必要はないが、強敵相手にバフがつくうえに、長期戦である以上1回でも多くけものミラクルを連打できるように運用していくことが好ましいだろう。
MPをどれだけ早く溜められるかがカギ
けものミラクルをどれだけ多く通ことが出来るかは、やはりMPをどれだけ早く溜められるに関わってくる。
「ハヤブサ」の待機スキルによるMP増加効果や、Actionフラッグのけもコーラス以外にもMPを溜められる術は確保しておくのが必須だろう。
一番簡単なのはフォトによるMP増加効果だ。
体力一定値以下、バトル開始時など条件達成時にMPを一度だけ大きく増加させるフォトよりも、高難度クエストの長期戦の場合は毎ターン持続的にMPを加速させられる「しあわせのうたごえ」等の方が良いだろう。
「だいすきなぬいぐるみ」なら毎ターンMPを加速させながら与ダメージも上げられるので一石二鳥である。
「ざぶざぶごろごろ」でMP増加効果を狙うには完凸させる必要があり、増加量も低いため期待は薄いが、「ハヤブサ」以外のフレンズが持っていても「ハヤブサ」に恩恵を与えられるので、フォトポケットの節約になる。
また、「オーダー!」はMP増加量が大きい代わりに発動条件が体力100%以上と厳しいが、「ハヤブサ」自身がキセキ特性にて自身のヘイトを常時下げる効果を持っているので、被弾しにくく体力を100%維持しやすい点と相性が良い。
フレンズなら「ケツァール」が、別属性も含むのであれば「ムック」「【みんなでジャスティス】ハクトウワシ」がパーティにいれば、自動で「ハヤブサ」のMPを加速できる。
MPを増加させる術は一つではなく、複数組合わせてより早くMPを溜められるように構成を考えるべきだろう。
命中率を活かすならフレンズ戦でも活躍可
強敵に対してバフ効果を複数持つ「ハヤブサ」は高難度クエスト向けのフレンズではあるが、命中率を増加させられる強みを活かせば、一部のパーティ相手にはフレンズ戦でも活躍させられる。
待機スキルで命中率を15%と大きく上げられるので、なるべくこれを活かせるようにしたい。
得意属性のラブリー属性で回避が高いフレンズには、「イリオモテヤマネコ」「ジョフロイネコ」「イエネコ」「【私の時代も来たかなー】フェネック」が存在し、相手の回避の高さに心配することなく積極的に攻めていける。
特に「【私の時代も来たかなー】フェネック」は、味方のフレンズが2人以下になると回避を30%と大きく上げてくるため、後半では厄介な敵となるが、「ハヤブサ」の待機スキルを使えば、それほど臆することもない。
また、ラブリー属性に多く且つ回避増加効果や回避が高めに設定されているキツネのフレンズが相手なら活躍できるチャンスは大きい。
特にキツネのラブリー属性フレンズで統一されているパーティも幾度か見かけることはあるため、そのようなパーティなら格好の獲物と化する。
味方のフレンズとして候補になるのは、相手の回避を下げつつ、味方の命中率を上げる「サラブレットくりげ」や、与ダメージバフを狙いながら相手の回避率を大きく下げる「フンボルトペンギン」とは相性が良い。
さらに、「【オシャレリーダー】チャップマンシマウマ」なら、アクティブ属性相手に得意技で回避を30%も下げることが出来るほか、けものミラクルと待機スキルで「ハヤブサ」の火力を上げられ、キセキ特性で味方のMPを毎ターン加速できるので、「ハヤブサ」のけものミラクルの回転率を高められるなど、相性の良い点が非常に多いのが魅力だ。
「ハヤブサ」が苦手とするアクティブ属性の相手ができる点も、「【オシャレリーダー】チャップマンシマウマ」を採用する利点の一つともいえる。
誰よりも早く!
完凸前の効果は、強敵wave時の与ダメージ増加効果が7%となる。
効果の内容が全て与ダメージバフ効果であり、攻撃のステータスも高く、アタッカーに持たせるには非常に優秀な1枚と言える。
追加与ダメージバフ効果も強敵出現wave時なので、シーサーバル道場ならあるようでほぼ無い発動条件に加え、ダメージを稼ぐという目的と一致している効果から是非とも採用したいフォトである。
フォトタイプが足跡マークのフォトで攻撃特化のフォトは候補が多く選ぶのが困難であるが、このフォトはその中でも扱いやすさとバフの高さの両立ができている点が魅力だ。
装備させるフレンズにも依存するが、恒常で火力が高いフォトの「蛇の王」や「これがオレの!」を十分に超える可能性も持っている。
単純にシーサーバル道場で活躍させるのも良いが、強敵相手に火力が上がる「G・ロードランナー」「エゾヒグマ」「オーロックス」「シーサーバル・ライト」「シーサーバル・レフティ」に持たせるのも面白いだろう。
まとめ
「ハヤブサ」はアタッカー向けのフレンズであるが、けものミラクルでダメージが稼げない分、けものミラクルを発動する回数を増やして総ダメージ量を上げて戦うスタイルを得意とする。
けものミラクルの発動回数を増やしていくには、自身の待機スキルやActionフラッグの他にも、フレンズやフォトの力を借りて、少しでも早くMPを溜めていく運用が問われるだろう。
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