けものフレンズ3の『はかれ!海辺の仲良しキョリ!しょうたい』にて、新フレンズ「アフリカタテガミヤマアラシ」が登場した。
同じタイミングに実装された星4フォト「しずかな月夜」も並べて解説していくことにする。
アフリカタテガミヤマアラシ
「アフリカタテガミヤマアラシ」はマイペース属性のフレンズである。
体力はマイペース属性の中で2番目に、守りは4番目に高く、守備に特化したステータスを持っているが、意外にも被ダメージを減少させる効果は持ち合わせていない。
体力回復力が高め
被ダメージ減少効果ない代わりに、自身の体力回復効果を特性とキセキ特性の複数で持っている。
特性は回復量が高いものの、効果は1回までしか発動できないので、さばく地形も含め体力5%回復2回分を永続的に行えるキセキ特性は解放しておきたい。
また、理由は後述するが、持たせるフォトも被ダメージ減少効果させる効果よりも体力を回復できる効果を持つフォトの方がオススメである。
「大海を往く」であれば、体力を回復できるほかにヘイトも上げられるので、タンク役を担うことができるこのフレンズにとっては一石二鳥である。
苦手なアクティブ属性にも対抗できる
基本的な運用方法としては、ヘイトを上げながらタンク役として運用し、けものミラクルによるズキンズキン状態や、キセキ特性によるはねかえす状態で、ダメージを稼いでいく立ち回りが主流となりそうだ。
けものミラクルのズキンズキン状態付与は3ターンと長く、ズキンズキン状態のダメージ以外にも、得意技での火力を上げることができるので、ダメージ稼ぎとしてありがたい。
ただし、ズキンズキン状態になるのは相手がラブリー属性である時のみのため、多少不安定さが残る。
そのため、ダメージを稼ぐ手段ははねかえす状態によるダメージ蓄積が主となる。
はねかえす状態でダメージを大きく稼ぐには、自身が喰らうダメージ量が大きくなければならない。
即ち、フォトや他のフレンズによって被ダメージ減少効果が付与されてしまうと、その分だけはねかえす状態のの旨味も消えてしまうことになる。
その点を考慮するために、「アフリカタテガミヤマアラシ」は被ダメージ減少効果よりも、体力回復効果を高めた方が恩恵があると言える。
また、被ダメージを大きくするなら、苦手とするアクティブ属性相手に対して、積極的にタンク役として活躍させるのも良い。
弱点でダメージが大きくなる分、跳ね返すダメージ量も大きくなり、相手に大きな負荷をかけることができる。
さらに、タンク役が嫌いな毒状態の耐性を持っているため、毒攻撃が得意な「ハブ」や「コモドドラゴン」に対抗できるのは評価したい。
属性混同パーティの方が活躍できる
「アフリカタテガミヤマアラシ」は、他のマイペース属性のフレンズに対して付与できる効果が、MP減少状態解除付与のみとなり恩恵が薄い。
であれば、毒、ズキンズキン状態にできる他の属性のフレンズを採用して、蓄積ダメージを大きくしていく方がより活躍しやすいだろう。
例えば、ズキンズキン状態にできる「ニホンオオカミ」、「インドオオカミ」、「オーロックス」、「トラ」が、毒状態にできる「コモドドラゴン」が良い候補として挙がる。
また、これらのフレンズは全て得意技で状態異常を高確率で付与でき、相手の属性も問わないので非常に扱いやすい。
ズキンズキン状態で攻めていく場合は、「忘れ物は…なかったよね?」を装備させておけば、フレンズの与ダメージ増加も見込める。
ちなみに、マイペース属性に統一したパーティで「アフリカタテガミヤマアラシ」は使ってはいけないのかとなると、そういうわけではない。
特に、今シーズン(恐らく来シーズンも)の土曜シーサーバル道場では、毎ターンMP減少攻撃をしてくるので、「アフリカタテガミヤマアラシ」の待機スキルが役に立つ。
ただ、「アフリカタテガミヤマアラシ」けものミラクルでズキンズキン状態にして、「オオウミガラス」のけものミラクルでズキンズキン状態の相手に与えるダメージを増加させるコンボを狙うなら、「でびるさま」や「フォッサ」でもズキンズキン状態を付与できるため、「アフリカタテガミヤマアラシ」を使う理由は薄くなってくる。
フォト「しずかな月夜」
画像は完凸後の効果であり、完凸前は体力回復が5%、回避と命中率の増加が5%となる。
体力回復効果が高く、回避も挙げることができるため、守備を固めたいフレンズに持たせるのが最適である。
「カリスマ美容師アルパカ・スリ」と同じ体力回復効果を持ち、体力と守りのステータスもかなり似たり寄ったりなので、こちらとの選択になってくると思われる。
ちなみに、下記画像はレベル70時のステータスであり、レベル50時のステータスは体力1621、攻撃527、守り377となる。
とにかく守備に徹底し、被弾回数もなるべく減らしたい場合は「しずかな月夜」を採用するのが良いだろう。
回避の増加で多少は差別化を図っていると言えるだろう。
ちなみに、「カリスマ美容師アルパカ・スリ」はタンク役のフレンズでも良いが、与ダメージバフ効果があるのでアタッカーに持たせても良い。
毒、ズキンズキン等の状態異常や、相手の全体攻撃でダメージ受け、アタッカーの体力もある程度維持しながら火力を上げたいという時には最適なフォトだ。
まとめ
「アフリカタテガミヤマアラシ」はズキンズキン状態や、跳ね返す状態による蓄積ダメージを稼ぎながら、パーティを守るタンク役として活躍してくれるだろう。
より、このフレンズの特徴を活かしていきたいのであれば、自身に被ダメージ減少効果を付与さえないようにしたり、苦手なアクティブ属性の攻撃を積極的にもらいに行ったり、他属性で相手をズキンズキン状態にできるフレンズの採用が必要となってくるだろう。
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