『8月フォト交換所』に「ぜったいせつめい!」「スイートタイム」「完成ですわ!」「ふわふわわたあめ」「ロックロック」の5枚のフォトが登場した。
今回はこの5枚の各フォトを評価、考察していくことにする。
画像にあるフォトは全てレベル50且つ完凸後の効果であり、解説もレベル50、完凸後の効果を基にして解説しています。
完凸前の効果とお間違いのないようにご注意ください。
ぜったいぜつめい!
高い攻撃ステータスを持ち、Beatフラッグ時という条件があるものの与ダメージ13%という効果は、フォトの中でも大きい値に分類する。
アタッカーに持たせるのが最適案となるが、パーティはBeatフラッグ多めになるような構成を心がけたい。
けものミラクルがBeatフラッグに対応し、Beatフラッグ時にダメージが増加する効果を持つ「マカミ」や「シヴァテリウム」とは相性が良いと言える。
特に「シヴァテリウム」はBeatフラッグ3枚構成なので、このフォトの効果を活かしやすい。
また、パーティ内に「オランウータン」がいれば、さらにBeat時の火力を上げることができるほか、「オランウータン」自身もBeatフラッグ3枚構成なので、効果が良く噛み合っている。
似た効果を持つフォトは「これがオレの!」で、Beatフラッグ時に与ダメージが12%増加と、「ぜったいぜつめい!」より僅かに低いが、攻撃のステータスに関しては「これがオレの!」の方が僅かに高いのでどっこいどっこいと言ったところか。
「くものうえのけしき」もBeat時で与ダメージ12%増加効果を持っているが、体力50%以下という追加条件もあるため多少狙いにくい。
攻撃ステータスも「ぜったいせつめい!」より低いので下位互換と思われやすいが、「くものうえのけしき」は条件なしで与ダメージ7%増加効果もあるため、体力の条件を満たすことができるなら「くものうえのけしき」の火力の方が上回る可能性が高いので、安定を取るか火力を取るかでフォトの選択する判断が委ねられる。
完凸前の効果は与ダメージが10%、回避が3%増加になる。
スイートタイム
体力が半分を切った時に体力回復とMP増加を一度だけ行える効果を持っている。
一度しか使えない点が虚しく、使うとするならギブアップされては困るヒーラー役のフレンズのお守りとして持たせるのが良いだろう。
ただ、ヒーラー役のフレンズを採用している時点で長期戦が予想されるクエストに挑んでいる可能性が高いため、一度ではなく毎ターン体力やMPの回復を狙える「しあわせのうたごえ」を使ったほうが総合的に見て見返りが高いと思われる。
地形が砂漠であれば、確実に毎ターン体力とMP増加が発動する「砂漠の先には」の方がさらに優秀だ。
守りのステータスが高い「はりこみっ」と似たような効果を持っているが、「はりこみっ」は体力が40%以下が条件で、体力回復量は10%なので、「スイートタイム」より効果の面では劣る。
「ぬへー」は逆に体力回復が20%なので「スイートタイム」に勝るが、体力による発動条件が特殊で、体力回復は体力70%以下、MP増加は体力30%以下とそれぞれ条件が分かれている。
さらに、体力回復70%以下で発動する効果で回復してしまっては、体力30%以下で発動するMP増加効果が遠のいてしまい、何とも使いにくい。
完凸前の効果は、体力が12%回復、MPが7増加となる。
完成ですわ!
高確率の毒耐性を持っているという点では貴重な効果だが、毒という単体の状態異常で戦況が変わるほど追い込まれる場面はそうそうないので、相手が毒技を持っているからこのフォトで対策するというだけでは目的が薄い。
被ダメージ量や、毒の他にズキンズキン、ばてばてひり状態のダメージも相まってHP管理が間に合わないという意味合いであれば、HPを回復しながら与ダメージも増加できる「カリスマ美容師アルパカ・スリ」の方が万能性が高い。
そのため、毒の耐性を持つことを目的にするのではなく、毒耐性を持つことで別の問題が解決できるという目的のもとでこのフォトを採用したい。
例えば、毒状態の他にからげんき状態の技も併せて使ってくる敵を相手にする場合は、体力回復ができず管理が難しくなるため、このフォトで毒状態だけでも無効にすれば体力管理の負担を軽減することができる。
他にも毒状態の相手と闘うことを得意とする「コモドドラゴン」や「キングコブラ」が敵のパーティとに存在する場合、毒に頼る相手の戦法を崩すためにこのフォトで対策するということもできる。
ただし、どちらの場合にせよ「はなまるだね!」でも解決できる内容ではあるため、やはり与ダメージを増加できる意外で差別化を図るのは難しいだろう。
完凸前の効果は、毒耐性が中確率、与ダメージが7%増加となり、唯一の魅力である毒耐性が中確率となるため、採用するなら完凸は必須になる。
ふわふわわたあめ
先程の「ぜったいせつめい!」と比較して、与ダメージ増加量も攻撃ステータスも劣るため、攻撃面では下位互換に近い存在となる。
Beat時に関わらず与ダメージを上げるフォトは他にも多数存在するため、わざわざこのフォトを使う目的は薄い。
ヘイトを少し下げる効果は防御面が弱いアタッカーにはありがたい効果だが、それであればタンク役などの耐久が高いフレンズにヘイトが高くなるフォトを付けておけばよい。
特に「大海を往く」はヘイトを上げる効果も高く、毎ターン体力を回復できる効果を持つため、タンク役には持って来いのフォトとなっている。
特定のフレンズのみヘイトを下げたいという目的があれば、多少意味があるフォトになってくるが、そのような場面がいまいちイメージし辛い。
ギブアップされては困るヒーラー役のフレンズに持たせて、攻撃をくらう回数を抑えるという手もあるが、積極的に攻撃を仕掛けていくわけではないため、Beat時の与ダメージ増加効果が活かせず腐りやすいのが残念だ。
完凸前の効果は、Beat時の与ダメージが7%増加となる。
ロックロック
高確率のくたくた耐性という珍しい効果を持つ。
それ以外に関しては、先程紹介した「完成ですわ!」と変わりはない効果である。
「完成ですわ!」と同様にくたくた耐性を得ることで別の問題を解決できるという使用用途が狭い場面で採用するフォトになるが、幸いなことに今シーズンの月曜シーサーバル道場で大きな活躍を見込める。
月曜シーサーバル道場ではくたくた状態にする技を持っているセルリアンが登場し、大技だけではなく、単体技でも使用してくるため、運が悪いと半永続的にけものミラクルを封じられるという最悪な状況に持ち込まれる。
対策としては「【やってみる…!】マレーバク」や「ブチハイエナ」でパーティ全体にくたくた耐性を付与する必要がある。
それ以外は「オーロックス」「ガチャピン」「イエイヌ(雑種)」などで、自身にのみくたくた耐性を付与できるフレンズで構成する必要がある。
どのフレンズも招待できていない場合は、高確率の耐性を得れる「はなまるだね!」か「りらくぜーしょん」で対策するしか術がない。
「はなまるだね!」は現状1枚しか取得できないため、「りらくぜーしょん」を大量に持っていないのであれば、「ロックロック」の高確率のくたくた耐性の存在がかなり貴重になってくるだろう。(完凸が必須なので注意)
また、「りらくぜーしょん」と違い、「ロックロック」は与ダメージを底上げできるので、アタッカーに持たせるのが最適であり、ダメージ量を稼ぐことが目的となるシーサーバル道場では相性が非常に良い。
完凸前の効果は、くたくた耐性が中確率、与ダメージが7%増加となる。
まとめ
今回紹介したフォトの中で特に気になったのは「ぜったいぜつめい!」だ。
Beat時という条件はあるものの、火力を大きく上げることができ、Beatフラッグが多くなるようにパーティを構成すれば条件を満たす確率を高められるので、シーサーバル道場での記録の底上げもできるかもしれない。
「ロックロック」は高確率のくたくた耐性を付与できるフォトで、貴重なフォトに部類するだろう。
今シーズンの月曜シーサーバル道場ではかなりの活躍を見込め、来シーズン以降でも敵の内容次第ではこのフォトが役立ってくれる可能性は十分にあるだろう。
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