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【遊戯王OCG】「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」等が登場!『絵札』の新しいアタッカーで相手フィールドを一掃!

遊戯王

6/11(土)発売の「アニメーションクロニクル2022」に、下記カードが収録されることが決定された。
各カードについて触れて解説していきたい。

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ロイヤル・ストレート・スラッシャー

特殊召喚・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2400/守1350
このカードは通常召喚できず、「ロイヤル・ストレート」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」が全て存在する場合に発動できる。レベル1~5のモンスターをそれぞれ1体ずつ手札・デッキから墓地へ送り、相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):このカードが戦闘で破壊された時、自分の墓地の戦士族・光属性モンスターを3体まで対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。

https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%ED%A5%A4%A5%E4%A5%EB%A1%A6%A5%B9%A5%C8%A5%EC%A1%BC%A5%C8%A1%A6%A5%B9%A5%E9%A5%C3%A5%B7%A5%E3%A1%BC%A1%D5

後に紹介する「ロイヤル・ストレート」の効果のみで出せるモンスターである。
1つ目の効果の発動条件である「クィーンズ・ナイト」、「ジャックス・ナイト」、「キングス・ナイト」を墓地に送る必要があるため、難しいように思えるが、
「ロイヤル・ストレート」を使用している時点で、これらの3枚のカードは既に墓地へ送られているため、特に問題はないだろう。

問題なのはその後の効果だ。
残念ながら、『絵札』シリーズに関連するレベル1~3のモンスターは存在しないため、必然的に汎用性の高いレベル1~3のカードを使用することになる。
逆に1つ目の効果を発動させない方針で運用するのであれば気にする必要はないが、この効果を発動しないならこのカードをデッキに採用する意味があまり見当たらない。
「ロイヤル・ストレート」で高いコストを払って、ただの攻撃力2400のアタッカーではあまりにも割に合わない。
なるべく、1つ目の効果を扱えるようにデッキ構築は考察を重ねるべきだろう。

2つ目の効果は「クィーンズ・ナイト」、「ジャックス・ナイト」、「キングス・ナイト」を蘇生できる。
「ロイヤル・ストレート」の効果で墓地へ送っているため、対象が無いということはあまり無いが、
『絵札』シリーズのサポートカードには「墓地のモンスターをデッキに戻す」効果を持つカードがいくつかあるため、気づいたら対象が無かったということはあるかもしれないので過信は禁物だ。

「ロイヤル・ストレート」は速攻魔法、「ジョーカーズ・ワイルド」は通常罠のため、相手によって戦闘で破壊された直後に3体を蘇生し、その直後に「ロイヤル・ストレート」等のカードでもう一度「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」を呼び出すことも可能だ。
破壊されたのに即時復活するという面白い動きができる。
ただ、2つ目の効果は戦闘で破壊された時が条件のため、即座に復活するという行動は相手にも読まれやすい。
それを避けるために効果破壊してくる可能性も十分にあり得るので注意したい。

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ロイヤル・ストレート

速攻魔法
(1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」を1体ずつ選んで墓地へ送る。
その後、「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」のカード名が全て記されたモンスター1体を自分の手札・デッキ・EXデッキ・墓地から選んで特殊召喚する。

https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%ED%A5%A4%A5%E4%A5%EB%A1%A6%A5%B9%A5%C8%A5%EC%A1%BC%A5%C8%A1%D5

最初に紹介した「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」を出すための専用魔法カードだ。
「クィーンズ・ナイト」、「ジャックス・ナイト」、「キングス・ナイト」とこのカードを手元、あるいはフィールドに持ってこなければならないため、テキストを読む限りは非常に発動条件が困難である。
また、素材として指定の3体モンスターが必須であり、このカードも必要となると、それぞれを何枚デッキに採用するかは考えどころだ。
残念ながら、各カードの単体性能はお世辞にも強いとは言えない。従って、無暗に採用するのはデッキを圧迫し、手札事故を誘発してしまう。

ただ、幸いなことにこれらのカードには

  • 3体のうち1体をサーチ、1体をリクルートできる「ジョーカーズ・ストレート」
  • 3体のうち2体をサーチorリクルートできる「インペリアル・バウアー」
  • 3体のうちのいずれかの代わりになれる「ジョーカーズ・ナイト」
  • 「ロイヤル・ストレート」の代わりになれる「ジョーカーズ・ワイルド」

というようにサポートカードが豊富で、むしろこれらを採用しない理由が見つからないくらいだ。
ゲームにも寄るけど、やはりトランプのジョーカーは強いだけにジョーカーズ様様である(1枚はジョーカーズじゃないけど…)。

特殊召喚できるモンスターは最初に述べた「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」の他に、「アルカナ トライアンフジョーカー」や、EXデッキからも呼べるため「アルカナ ナイトジョーカー」を呼ぶことが出来る。
余り有用性は感じられないが、「ジョーカーズ・ナイト」、「インペリアル・バウアー」も呼ぶことも可能だ。

デッキ、EXデッキだけでなく、墓地からも呼べるのは評価したい。
「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」などのアタッカーの採用枚数を節約できるので、事故の確率を抑えることが出来る。

まとめ

『絵札』シリーズに新たなアタッカーと、アタッカーを出すためのサポートカードが登場した。
『絵札』シリーズは元々サポートカードが多いため、今回の新規カード登場によりさらに戦略性が増した動きをすることが可能になった。

あとは、「ロイヤル・ストレート・スラッシャー」の相手フィールド全破壊効果を使うために、
どのようなデッキ構築にするかはデュエリストの腕が試されるだろう。



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